2009.11.25
つい先日、動物行動学者の日高敏隆先生が亡くなられたことを知りました。
僕は先生にお会いしたことはありませんが、いくつかの訳本やエッセイは僕の本棚に並んでいます。
図書館で借りたのを含めれば、かなり目を通しているんじゃないでしょうか。
記憶の中にある、僕が3、4歳頃に初めて読んだ生き物の本も日高先生監修だったことに最近気づいて、あぁ、こんな小さな頃からなんだなぁ…と。
その本は今も実家にあります。ぼろぼろでガムテープで補修してありますが、それだけ齧りついた記憶があります。特にイモリのページ…(笑。
僕にとってのイモリのイメージは、この本で作られました。
その後、5歳になった僕は岐阜で初めてイモリを捕まえるのですが、それから途中数年のブランクがあったとはいえ、今でもまだ飼い続けています。
そんな本が、調べたらまだ出版されているようで。
今回はアマゾンにリンクを張っておきます。

ちいさないきもの―くらしとかいかた 日高敏隆, 片岡照男, 柴田保彦, 伊藤ふくお

とても尊敬する先生です。本当にありがとうございました。
2009.11.23
恋文の技術 森見登美彦

僕は森見登美彦で初めて読んだ作品が比較的淡々としたものだった(と思う)ので、そのイメージがあるんですね。
後に読んだ作品でそれはことごとく粉砕されていくわけですが、これもその例に漏れず。
主人公が生物系の大学院生で、僻地の臨海実験所に飛ばされてクラゲを調べているという…そういう境遇には悲しいことに共感してしまうものがありました。
それにしても、作品の最初から最後まで、恋文を極めんとする主人公の手紙で構成されていくという…、こういうことが出来てしまうんですね。さすが。
そしていつもの縦横無尽に伸びる蔓の如くの混沌っぷりながら、着地点が素晴らしい。
余韻がじわじわきました。
2009.11.18
花と流れ星 道尾秀介

道尾秀介の短編集。なかなか面白かったです。
「流れ星のつくり方」、「オディ&デコ」、「花と氷」が良かった。
短いストーリーに無理やり詰め込んだような感もありましたが、
僕は人の荒削りさにはある種の好感を覚えてしまう性質なので。。

道尾秀介の作品にはひたすら陰鬱・陰惨なのもある中、やっぱり心の氷にスポットを当てるような作品が僕は好きです。
そんで、この登場人物は他の作品に出てるのかな。
シリーズ化するほどのものか?と思いつつも気になる。
2009.11.15
今日は久しぶりにご飯を作りました。
ここんとこ一人家にこもっていると、いろんなことを考えてしまって。
これからどう転ぶにせよ、近い将来今のままじゃいられなくなる。
その中で、まずは一つ、この食生活改めないとな。
一番は節約で、二番目に健康の面から。
昔はこれでも毎日ご飯作ってたんだから。
日々の晩御飯を日記にupするくらいだったんだから。
挫折しても誰にも迷惑かからないんだから。

そして、一番大事なことを考えて考えて考えて…るフリで、結局逃げてる毎日。
手を動かしながら、足を動かしながら。
ぐずぐずしてるくらいなら・・・・・・やはり言葉が続かない。
明日は早く起きよう。
2009.11.10
昨日から熱が落ち着いたので今日は様子見、明日から現場復帰…と思ったら夕方になって再度熱が出て、前回は病院に辿り着く自信なかったけれど、体力面は以前より回復してるから…と雨の中病院へ歩いて行ったら、帰りにはタミフル小脇に抱えてる始末…。

世界的にタミフル不足が叫ばれる中、今のところこれに耐性できたら次がありませんという薬を、僕のような社会貢献度の低い人間に処方するのはどうなんでしょうか。
と、医師の治療方針に異議を唱えたい気も無きにしも非ずでしたが、その気力はなく、只今、再度咳がひどくなって呼吸が苦しく、ひょっとして自分が浅はかだったのかと。大人しく飲みますさ。

自宅軟禁なら読みたい本や読まなきゃならん論文もあるので、食料調達がどうにかなれば数日はいいといえばいいのですが、その食料調達が一番問題でして。今月は生活費をまだおろしていない中、薬代で容赦なく財布が軽くなったのが辛い…。

僕は寝る前に必ず水を少し口に含むのですが、昔何気なくそのことを指摘されたとき、とっさにそれがいつも飲む薬の副作用(のどの渇き)を軽減するためと自分でも気付かなかったくらい当たり前になっているものの、量的に普段の薬にさらに風邪の薬を足すことに抵抗があるというかなんというか。実際一瞬げっそりします。

こういう状況で更新するのがいけないのかと。
でも、ずっと横になっていて正直退屈。というか、お尻が痛い。
というかですね、学祭初日に久しぶりに会ったOB何人かに「痩せた?」と言われましたが、多分ここ数日でまた肉が落ちたんじゃなかろうかと正直怖い。
痩せている人には分かるんじゃないかと思うのですが(そういうことにしておきたいのですが)、こうなると「痩せる」という感覚ではなくて、体が「薄くなる」というほうがしっくりくるというか。
つまり、以前どちらかというと太っていた人をある日痩せたと思うのは、特に前方から見たとき、つまり横幅の比重が大きいと思うのであります。付け加えますと、さらに太っている方はその前段階として、顎の下とか(要は特に余っている部分)の減少率が大きいと思うのですがどうでしょうか。
ですが痩せている人の場合、肋骨とかの関係上、ある程度まで行くと横幅の減少率が低くなり、むしろ厚みが効いてくるのではと。
そのおかげで、ここんとこ寝てると接地面のお肉が骨との間に挟まれて、痛くなるというか。
それが顕著なのが脂肪が溜まっていやすいお尻だと思うのです。

って何やってんだか。寝ろ寝ろ。
2009.11.08
学祭は無事終わったようです。
僕は風邪でダウンして寝込んでいます…なんという有様。。
ここんとこ、昼は研究室・夜は暗室みたいな日々だったので、準備が終わって緊張の糸が切れてしまったのでしょう。
昨日の午後から鼻水が止まらなくなって、やばいな…と思いつつ過ごしていたら、今朝熱が出ました。
ろくに食事をとっていないので、さっき近所のお店まで行ったのですが、足取りがふらふら。
独り身はこういうときが辛いです。うーーー。
展示、昨日は思ったより評判がよくて嬉しかったのですが、観てほしい人に観てもらえたのか。果たして…。



植物図鑑 有川浩

そんなわけで、ベッドでティッシュの山を作りながら読みました。うーー。
いつもの甘ったるい有川浩に磨きがかかってますな。。うーー。
というかですね、世の女性はこういう男性像に憧れるんですかね。
要はですね、植物に詳しくて写真撮るのが好きで、彼女をフィールドに連れ出すような…これって僕は掠ってませんかね。ダメですか。
確かに家事を専ら引き受けて手作り料理が巧いという、その属性はダメなんですが、
決定的な問題は、思わず拾ってしまうような行き倒れの男性…つまり但しイケメンに限るという点ですか。
ううぅぅ。
でも、大切な人にさよならを言えず、同時に逃げ場にしたくない葛藤というか。
その辺の気持ちを巧みに言葉にしていて、さすが。
うー、また熱が出てきました。寝るさー。
2009.11.04
週末の学祭の準備で忙しい日々です。
というより、いつもやっていることの隙間に学祭の準備を詰め込むのが大変です。
そういうのを忙しいというのかどうか。
詰め込むことができるあたり、一般的に言う「忙しい」とは違うのか。


半落ち 横山秀夫

引き込まれました。目頭が熱くなりました。すごい。

現職警察官・梶誠一郎が犯した嘱託殺人。
アルツハイマーを患う妻を手に掛けた動機・状況を澱みなく供述するが、自首に至るまでの二日間に関しては固く口を閉ざした。
梶にとって、犯行そのものよりも明かせない空白の二日間。